トマトのブログ

好きなものは好きだと開き直った結果がこれです

石田健大選手のかわいさを真面目に語る 前編

あけましておめでとうございます!

遅くなりましたが、
石田健大選手ご結婚本当に本当におめでとうございます!!!
涙が出るほど嬉しいです。正直なところ、自分が結婚してもこんなには喜べないんじゃないかと思います。
末永くお幸せに……!!
石田選手の益々のご活躍をお祈り申し上げます。



以前から感じていたんですが、石田ファンの方って石田選手を「かわいい」と思っていらっしゃる方が多い気がするんですよね。結婚報道の反応を見ても圧倒的に祝福の声が多かったような……。
これって、実はすごいことなのではないかと思うのです。


そこで今回、私たちが石田選手を「かわいい」と思ってしまう理由を真剣に考えてみることにしました。
あくまで私の個人的な見解に過ぎませんので、流し読み程度にお付き合い頂けますと幸いです。




そもそも、「かわいい」とは何なのでしょうか?


1 小さいもの、弱いものなどに心引かれる気持ちをいだくさま。
㋐愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま。愛すべきである。「―・い孫たち」「出来の悪い子ほど―・い」「誰だって自分の身が一番―・い」
㋑いかにも幼く、邪気のないようすで、人の心をひきつけるさま。あどけなく愛らしい。「えくぼが―・い」「―・い声」


辞書的な意味はこういった感じですが、どうでしょうか?
石田選手は小さくも弱くもないですよね、プロ野球選手ですし。
いわゆる可愛い系男子のような、中性的で幼いルックスでもありません(童顔は童顔ですが)。

ただ、ちょっと引っ掛かるところがあるんです。

「愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚える」

……これって、まさしくファン心理だと思いませんか?

大事にしたいと言うと大袈裟に聞こえるかも知れませんが、自分の応援している選手の調子が悪いと胃が痛くなるほど心配したり、反対に活躍すると自分のことように喜んだりしますよね?

そういうことです。

私たちは、「かわいい」という言葉を使って「石田選手を大事にしたい」という決意表明をしていたのです。恐ろしいですね。

では石田選手の何が私たちをそうさせてしまうのでしょうか。

■投球スタイル

1つは石田選手の投球スタイルにあると思います。

投げ方がかわいいというような意味ではありません。
今の投手スタイルが完成されるまでの過程を知ることはそのまま、石田選手の人となりを知ることと同じではないかと思うのです。
そしてそれを知ってからは石田選手の投じる一球一球の重みを感じられるはずです。

そこで石田選手の投球スタイルをポイントに分けて見ていきたいと思います。(参考文献が多いので最後にまとめて掲載します)

インコースのストレート

石田選手と言えば右打者の内角に投げ込むストレート。石田選手本人も「僕の生命線」と語っています。
しかし左投手にとって重要な球であると同時に、かなり勇気が必要なのも事実です。石田選手はこの球をどのように習得したのでしょうか。

石田選手が硬式野球を始めたのは中学生から。幼い頃から右バッターのインコースにクロスに入るボールの重要性を説かれていたこともあり、既に投げることを意識していたようです。

本格的に練習を始めたのは高校時代。インコース沿いのベースの角にバットを立て、それに当てるというものでした。「遊び感覚なんですけど、最初はバッターがいない方が投げやすいというのもありますし、バッターがいなくても体に感覚を覚えさせることはできるので、結構やってい」たそうです。
この球のお陰で多少通用していたものの、思い通りのコースに投げても打たれてしまうケースがあり、そこでまた意識を改め練習を繰り返すことで徐々に質が上がっていきました。

大学時代には日本代表に選出され、東京ヤクルトスワローズ二軍との強化試合に先発。3回3安打無失点と好投します。この試合で石田選手がプロでも通用すると手応えを感じたのも「インコースの真っ直ぐでした」。カットされたり、プロのストライクゾーンの狭さに苦しんだりもしましたが、きちんとコースに投げるとプロ相手でも決まるという経験は石田選手にとって自信に繋がったようです。

プロ入り後のインタビュー記事では「インコースは僕の生命線。これがなければ僕はこの世界を辞めなければいけない。それぐらいに思い入れがある“一番”のボールです」と語っているほど、石田選手の根幹を成すものとなったのでした。

流れを分かりやすくするには次のコントロールから書くべきだったと思うんですが、このインコースのストレートは石田選手の人柄を語る上でも重要な要素になってくるので、最初にお話しさせて頂きました。
インコースのストレートを投げるには技術だけではなく気の強さも必要なのです。逆に言えば、弱気になっているときには投げにくいのかも知れません。2018年シーズンの石田選手はしばしば「変化球でかわす投球をしている」と指摘されることがありましたが、精神面の影響も大きかったのだと思います。
中継ぎの経験なども経て自信を取り戻したことでしょうし、2019年の石田選手には強気なピッチングを期待したいですね。

②コントロール

インコースのストレートを投げるためにはコースに投げ分けるコントロールの良さが必要です。
石田選手がコントロールを重視するようになったのは高校時代から。特別球速が速かったわけではない一方で、ストレート以外の球種もきちんとコントロールできていたことが大きかったようです。

コントロールが向上したきっかけは、例えば高めにボールがいってしまった時に「なぜ高めにいったのか」という理由を「あ、今は体が突っ込んだからだ」などと感覚で分かるようになったこと。

その感覚を得るために石田選手はどのような練習をしたのでしょうか。

それはまず、バランスよく身体の動きを自分自身で把握すること。「そこが分かっていないと思い通りには投げられない」と石田選手は語っています。
これはキャッチャーの構えたミットに意識を集中する以前の問題で、ボールを持たずに取り組む練習によって身につけることができるそうです。

具体的にはシャドーピッチング、ラケット振り、映像確認など。シャドーピッチングでフォームのバランスやリリースポイントの「感覚」を養い、映像で確認を行う。その繰り返しです。ラケットをシャドーピッチングに取り入れたのはタオルよりも風の抵抗を受けないぶん腕が振れている感覚を得やすく、「手首を返す」作業が加わるから。

決められた練習をただこなすのではなく、何を意識するかを明確にした上で、さらに自分なりの工夫をしていたんですよね。

「特に学生の頃は監督やコーチに言われた通りのことをしないと、試合に出させてもらえないとか、メンバーに入れないと考えている選手がいるかもしれません。でもそれだけじゃないと。自分がいいと思えるもの、自分に合っていると思うことを中心に取り組むように後輩たちにもよく言っています。」


石田選手のこの言葉は、筒香選手が球界に抱いている危機感にも通じるものがあるように思います(詳しくは下記の記事に書かれていますので割愛します)。
DeNAの筒香が日本球界に訴えた強烈な危機感 | スポーツ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

誰もが石田選手や筒香選手のように指導者の指示を鵜呑みにせず自分で判断できるというわけではありませんから、指導者のあり方から見直す時が来ているのではないでしょうか。

③腕の振り

石田選手の試合後の談話等でよく出てくるのが「腕を振る」という言葉。
腕の振りを速くすることで球速アップに繋がるというのが一般的ですが、石田選手の場合はそうではありません。
力任せに100%で投げるのは「力む」ことであって、「腕を振る」こととは違うと言います。

「僕の言う『腕を振る』は80%の力です。ただ、どの球種も全て80%の力になるようにする。」
「僕や今永のようなタイプはスッと力を抜いて、80%の力でリリース時にバチン!と前で投げるイメージの方が、ボールの回転数も上がってベース盤の上で伸びるんじゃないかなと。」

これだけでは少し分かりにくいので、石田選手が参考にしている杉内俊哉(元)選手の言葉を引用します。

「フォームについて“ゆったり”という意識はしていませんが、『脱力』を心掛けてフォームを作ってきました。究極を言えば、キャッチボールの感覚。(中略)特に上半身には投球動作の途中で力を入れず、リリースの瞬間にすべての力を解放してやるのが理想。(中略)セットに入ったときがゼロで、足を上げ始めて1,2,3…という具合に徐々に力を入れていき、リリースで10を迎えているイメージ」

1位 巨人・杉内俊哉 球界を代表する左腕の“脱力感” - 野球:週刊ベースボールONLINE

簡単に言ってしまえば、リリースまでは力を抜く、ということですよね。

しかしながらプロ野球選手全員がこのリリースまで脱力する投げ方をしているわけではありません。
石田選手はなぜそこまでこだわるのでしょうか?

それは「リリースポイントを変えない」ためです。

普通に投げると、ストレートに比べて変化球の腕の振りはどうしても遅くなったり横になったりと微妙な違いが生じます。当然、リリースポイントも変わります。そうすると打者に変化球を投げることがバレてしまうのです。

「個人的には、まっすぐより変化球の方が強く腕を振っているぐらいのイメージです。バッターと対して重要なのは『どれだけまっすぐに見せられるか』。変化球を投げる時にちょっとでも『まっすぐだ』と思わせることができれば勝ちだと思っています。」


つまり、100%の力で投げるとストレートと変化球で腕の振りに差が生じてしまうので、「どの球種も全て80%の力になるようにする」ということなんですよね。

では、石田選手はこれをどのような練習で身につけたのでしょうか。
それは先述のシャドーピッチングやラケット振りです。「まっすぐでも変化球でも同じリリースポイントで絶対に投げる」とまず決めて、スライダーの振りや変化球の投げ方を組み入れます。実際にボールを投げたときに最初はストライクが入らなくても気にしない。「練習を続けるうちに決まったリリースポイントでボールを切ったり抜いたりした方が勝手にストライクにいくようになるはず」と石田選手は語っています。

「腕を振る」というシンプルな言葉がこんなにも奥深いとは驚きでした。
常に意識しているからこそ自然と口に出るのだと思います。今後のインタビューにも注目していきたいですね。

追記:一般的な「腕の振り」が何なのかを分かりやすく説明しているコラムを見つけたのでリンクを貼っておきます。(2019.2.2)
少しでも速いボールを投げるには?【前編】/元阪神・藪恵壹に聞く - 野球:週刊ベースボールONLINE

④テイクバック

石田選手に対する評価として、「和田っぽい」という声が上がることがあります。
その理由のひとつが、「テイクバックの小ささ」です。
「腕の振り」の話とも繋がってくるんですが、テイクバックを小さくすることで「どのタイミングで球が出てくるか見づらくなる」、つまりリリースポイントが分かりにくくなるのです。

和田毅投手は、

「テイクバックが小さい上に打者から球の出所が見づらく、球持ちが良い。最大限にホームベース寄りのリリースポイントから放たれる直球はスピンが利いてノビが生まれ、球速表示以上に感じる。結果的に空振りが生まれる」
165キロ大谷に肉薄 ホークス和田の"遅くて速い直球"がスゴイ | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト― - (2)

と評されています。
石田選手にとっても「ずっと理想にしてきた投球フォーム」で、大学時代から参考にしているとのこと。

ただ、石田選手は最初からテイクバックを小さくしようと思っていたわけではありません。
自己最速の150キロをマークした大学2年はスピードを追い求めていて、春リーグの慶大3回戦では9回1失点の好投を見せるなど結果も残していました。
ところが3年で大学日本代表に選ばれ、現カープの大瀬良大地投手や九里亜蓮投手とキャッチボールをしていると「テイクバックが大きい」と指摘されたのです。
これがきっかけでフォームを見直すことになります。
最初はなかなか上手くいかず、球速は落ち球威もなくなってしまいましたが、プロを目指すならスピード以上にコントロールと球質の方が重要になると聞いていたこともあり改良を続けます。
その結果、球速は落ちたもののコントロールは良くなり、バッターがタイミングをずらされて打ちにくそうにしているのがわかるまでになりました。

プロに入ってからも試行錯誤は続いていて、2016年の交流戦(6月6日)では和田投手にアドバイスを求めるシーンもあったようです。
石田選手の野球に対する追究心がうかがえます。

⑤変化球

石田選手といえばインコースのストレートの印象が強いですが、変化球の質も本物です。

まずはスライダー
2018年シーズンの球種配分を見ると24.29%と変化球の中では最も高くなっています。
石田選手がスライダーを習得したきっかけは広島工業高校の沖元監督(当時は部長)の言葉でした。
高校2年の春頃までの石田選手は130キロちょっとのストレートとカーブのみで勝負していましたが、ゴールデンウィークに転機が訪れます。沖元監督から「スライダーを投げてみたら」とアドバイスを受け、試投したところ監督も「なかなかの球」と認めるほど手応えのあるものでした。その後、のみ込みの早い石田選手はみるみるうちに自分のものにしていきます。
大学時代には前述のフォーム改造の影響でストレートの球速が落ちていたこともあり、スライダーを磨きます。「4年生のときはスライダーを中心に投げていましたが、これを勝負球にできるようになってからは楽になりました」。

DeNAの河原スカウトも「左打者にスライダー、右にはチェンジアップも使える」と評価しています。

2019年はスライダーが高速化。
最速140km/hを計測しています(8月17日)。


次はチェンジアップ
右打者に有効で、インコースのストレートと組み合わせて三振を奪います。2018年シーズンの空振率は25.82%と他の球種と比べても高いのがわかります。
2019年度 石田 健大【DeNA】投手成績詳細(カウント別・球種配分)
※追記:チェンジアップの空振率はリーグ1位(スラッガー選手名鑑2019より)
2019年度のチェンジアップ空振り率は昨年を更に上回る30.58%という驚異的な数字です(2019.9.1現在)。

高校時代から投げていたようですが残念ながら詳細は分からず……。
2012年4月17日慶大戦の記事に「得意のチェンジアップ」という記載があるので、高校2年~大学2年の間にものにしていったと推測されます。

プロ入り後はチェンジアップについて

「真っすぐはコースに投げればなんとかなるといった感じだったんですけど、それに加え、自分の場合は落ちるボールがないと難しい。(2016年)シーズン中、フォークを新たに覚えて投げたんですけど、あまりハマらず、結果的にチェンジアップをレベルアップさせたという感じです。(中略)しっかり腕を振るように意識したら空振りも取れるようになり、全体の組み立てもうまくいくようになりました。そういう意味では、チェンジアップは重要なボールですね」

と語っています。腕が振れるようになってキレが増したということで、前述の「腕の振り」の話とも繋がってきます。


石田選手のチェンジアップは"スプリットチェンジ"と呼ばれるタイプのもので、少し挟んで握ります。


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石田選手はその他にカーブ、フォークも投げていますが、フォークに関しては2018年シーズンに5球しか投げていないので、今後あまり見られないのかもしれません。


ここまで長々と石田選手の投球スタイルを書いてきましたが、技術的なことだけではなく石田選手の真面目さや強気さも感じ取れたのではないでしょうか。

■人柄

石田選手が「かわいい」もう一つの理由、それは人柄だと思うのです。

①負けん気の強さ

投げている表情を見れば分かるのではないかと思いますが、石田選手はかなりの負けず嫌いです。

「ですが、悔しい思いもありました。最後のカードで2戦とも三嶋さんが先発で、あの大事な大舞台で投げることが出来なかった事、まだ信頼度が低かったことがすごく悔しくてたまりませんでした。」

法政大学 安慶名舜主将 | 東京六大学野球公式ブログリーグ TOKYOROCKS!2014

これは石田選手が大学時代に書いたブログの言葉です。
負けん気の強さが伝わりますよね。それを隠そうとしないのもまた強気だなと。

DeNAの河原隆一スカウトは石田選手のメンタリティを「負けん気も強く、球団の未来を背負える」とまで高く評価しています。

特に高校時代から比較されてきた日本ハムの有原航平投手に対するライバル心はかなり強かったようで、「(有原は)高校時代からずっと騒がれている。ぎゃふんと言わせたい。同じ地元だし、競争する気持ちもある。負けたくない、自分が騒がれたいんで。」とまで言っています。

プロに入ってからもその負けん気は健在で、同期の山﨑康晃投手についても

「ヤスとは本当に仲がいいんです。でも、開幕からヤスが結果を残して、僕が投げられないでいると、やっぱり、少しは焦りましたし、素直に喜べないところも正直、ありました。」

とライバル心を隠しません。
仲の良い同期でありライバル。素敵な関係性ですよね。

後輩に負けたくない、という気持ちも強いようです。

「今永はすごい奴ですよ。キャンプの時からものすごいボールを投げていますし、度胸もいい。ヨシキのコントロールも相変わらず素晴らしいですしね。3人がそれぞれ違ったピッチングスタイルを持っていますし、チームのためにも全員で勝っていけたらと思います。それ以上に『絶対に負けたくない』って思います。やっぱり一番年上ですからね。これまで下から上を追いかけていたのに、年下から追い掛けられるのは初めての経験です。でも、絶対に負けませんよ。絶対に、です」

「絶対に」と繰り返すところに気持ちの強さを感じます。
この記事は2016年のものですが、それから3年経った今も同じで、左腕カルテットを引っ張っていきたいと石田選手は言います。

「今左ピッチャーが4人になって、一番年下(東克樹)が一番活躍している状況では僕らはダメだと思っています。一番勝って、下について来いと言えるくらいじゃないと。他の3人は何でも聞きにきてくれるし、自分も何でも聞くし、良い関係でいるなかでライバルでもあります。4人が全員先発ローテの6人に入れるかわからないので、しっかり争いながら、良い関係を持ってやっていきたいなと思っています」

実は石田選手、年下と接するのはあまり得意ではないそうです。それでも自分が引っ張っていくという責任感で後輩と良い関係を築けている。素晴らしいことだと思います。

②周りから好かれる力

「健大は兄弟の中でも口数こそ少ないのですが、昔からボーリングでもゲームでも、熱中するとどこまでも突き詰めるタイプでした。高校時代に冗談で『将来の夢は?』とインタビューのマネ事をすると、いつも『甲子園』と即答が返ってくるほど、目標を明確に持ち、その時に出来ることに全力で打ち込んでいました。プロ入りが決まった後、母校の小学校で『なんでもいいから1つだけ1番になれることを見つけてください』と話していたのを聞いて、そういうことを考えながら、ずっとやってきたんだな。立派だなって、弟ではありますが人間として尊敬しています」

これは石田選手の姉、次女の真里さんの言葉です。
石田選手の真面目で真摯な人柄がわかるのはもちろん、いかに家族に愛されているかが伝わりますよね。

ベイスターズの選手の言葉からも石田選手が周囲から好かれていることがよく分かります。

「大学の寮で同部屋だったが、真面目だし練習もしっかりやる。大丈夫だと思います」
(三上朋也投手 中畑監督「今のままだと…」 ドラ2石田に厳しいゲキ― スポニチ Sponichi Annex 野球)

「すごい良い子なんですよ。大学から変わらなくて、本当に。すごい気も遣える子で。」(三嶋一輝投手 ラブベイ第9回2018.12.22O.A.)

「石田ほど周りが見えている選手はいない」
「石田の立ち居振る舞い、周囲を引っ張る姿をみんな見ている。石田を勝たせたい気持ちがみんなにあったと思う」
(筒香嘉智選手 FOR REAL in progress 2017)

「石田さんは後ろ指を指されるような人間ではない。『あの人、ああ見えても、実はこういう人だよね』みたいな話は聞いたことないです」
(今永昇太投手 BAY☆スタ第11号2018年12月21日号)

周りから好かれるのは石田選手の真面目さ、周囲への気遣いゆえではないでしょうか。

ご家族からもチームメイトからも愛されている選手を、私たちファンが好きにならないはずがありません。
石田選手の人柄の良さはもっと知られるべきだと思います。

③感謝

GRATITUDE

石田選手のファンの方はピンと来るかと思いますが、これは「感謝」という意味の個人スローガンで「ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。」という思いが込められています。

石田選手は常に感謝を忘れない人です。

大学時代のブログでも、

「まず、いつも法政大学野球部を応援して下さっている方々、本当に感謝しています。いつも力をもらっています!」

と冒頭で感謝を伝えています。学生時代からこれが出来る人は、世の中にどれほどいるでしょうか。

好きな言葉も、もちろん「感謝」
「親に感謝しているのはもちろんですし、これから野球を続けさせてもらえるということにも感謝しています。」

その言葉どおり、プロ入り後の初任給は恩返しに使っています。

「小学校、中学校、高校、大学にマシンやボール、バットなどの野球用具を寄贈して、家族にも欲しいものを聞いた記憶があります。ウチは5人兄弟なので、一番上の兄に聞いてもらったかな。お世話になった人たちへ、少しでも恩返しができればと思っていたので。」
DeNA・石田健大投手「結果を残せば報われる世界」/初任給 - 野球:週刊ベースボールONLINE

自分のお金ですから、高級車やブランド物の時計を買っても良いと思うのです。
でも石田選手はそうしなかったんですよね。感謝の気持ちがあっても、ここまではなかなか出来ないのではないでしょうか。

■おわりに

ここまで石田選手はどうして「かわいい」のかをずっと考えてきましたが、答えは最初から出ていたのかも知れません。

それは、石田選手が石田選手だから。

結局これに尽きるのだと思います。

私がここまで書いたことが無駄になるような結論に見えるかも知れませんが、それは違います。
この文章を書き始めてから、石田選手のことだけをひたすら調べる日々が続きました。
石田選手がこれまでどんな努力をしてきたか、どういう選手で、どんな人柄なのか。知っていくうちに嫌なところのひとつでも見つかるのではないかと性格の悪い私は考えていました。
ところが、これが全く無かったんです。
むしろ「かわいい」を超えて、尊敬する気持ちが大きくなったほど。

私の稚拙な文章でどこまで伝わるか自信はありませんが、石田選手の「かわいさ」を少しでも多くの方に知って頂けたら嬉しいです。


最後に。今回不自然なほど容姿等に全く触れなかったので、不思議に思っている方もいらっしゃるかも知れません。

それにはちゃんと理由があります。後編で「石田選手のどこがかわいいか」についてひたすら語っているからです。
後日アップする予定ですので、そちらも合わせて読んで頂けますと幸いです。

こんなに長い文章になる予定では無かったので、自分でも正直驚いています。申し訳ありません。

最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました。

石田健大選手の2019年シーズンのご活躍を心からお祈りしています。


《引用元及び参考資料》
「ベイスターズにはヤツがいる2016」vol.2石田健大 | ベイスターズ | カナロコ by 神奈川新聞
高校野球ドットコム
横浜DeNAベイスターズ 石田 健大投手(広島工出身)「自分が持つ感覚を研ぎ澄まそう」【後編】 - ライブドアニュース
杉内マネた石田にプロ熱視線/東京6大学 - アマ野球ニュース : nikkansports.com
横浜DeNA2位・石田健大(法政大)「スピードから緩急へ。大学4年間での変化」 – SPORTS COMMUNICATIONS
石田 健大(広島工) | 選手名鑑 | 高校野球ドットコム
石田 健大(法大)|ドラフト・レポート
ベイスターズファン必読。開幕投手・石田健大が語る「エース論」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
祝・月間MVP受賞!DeNA・石田健大を飛躍へ導いた“変化” | BASEBALL KING
ピッチャー 変化球とストレートの差をなくす! |
DeNA山﨑・石田・三嶋・熊原が自主トレ開始。今季の意気込み一問一答 | ニコニコニュース
2016年度版 石田 健大【DeNA】投手成績詳細
DeNA石田『CSは出ないといけないもの』。今季成長株がたどり着いた新スタイル【2016年ブレイク選手】 | ベースボールチャンネル(BaseBall Channel) - Part 2
侍ジャパン初選出 DeNA・石田にかかる期待 | BASEBALL KING

石田健大選手のかわいいポイントで打線組んだ

横浜DeNAベイスターズの石田健大選手をご存知ですか?
2014年ドラフト2位で入団、2016年5月には月間MVPを獲得。ベイスターズが誇る左腕4兄弟の長男であり、2年連続開幕投手を務めた横浜のエースです。

そんな石田選手を私は野球界でいちばんかわいい、もっと言えば世界一かわいいと思っています。

石田選手のかわいさを何としても伝えたい、野球ファンでない人にも知って欲しい。
そんな思いから、石田選手のかわいさで打線を組んでみました。

何で打線?などという突っ込みもあるでしょうが、それはさておき早速発表したいと思います。


見て下さいこの完璧な布陣。
イメージしたのは以下のオーダーです。※メンバーは2018年ですが、全く同じオーダーは実在しません

1(中)桑原
2(右)ソト
3(三)宮﨑
4(指)筒香
5(一)ロペス
6(左)佐野
7(遊)大和
8(捕)戸柱
9(二)柴田

先発 石田

宮﨑・筒香・ロペスを彷彿とさせる睫毛・手・犬歯の最強クリーンナップをはじめ、隙のない打線になったのではないでしょうか。

個別の解説に移る前にこの記事におけるルールを簡単に説明させて頂きます。

対戦相手:石田ファンでない人
出塁:「あれ、石田選手ってかわいい?」と思わせること
得点:「石田かわいい」と思わせること
勝利:相手が石田ファンになること


お分かり頂けましたでしょうか?
では1番から順に見ていきたいと思います。(なおこれ以降は石田選手を便宜上"石田"と表記させて頂きます。)

1番 中堅手 ほっぺ

1番バッターは切り込み隊長としての役割が期待されますが、それにふさわしいのがほっぺです。
石田のかわいさを知ってもらう上でまず押さえておきたいのがほっぺなんです。ほっぺによって「あれ?ちょっと石田ってかわいいかも」と思わせる、すなわち出塁というわけです。
事実、ほっぺの出塁率は高いです。
何を隠そうほっぺは石田の公式かわいいポイントなのですから。

ベイスターズ公式グッズに使用されている似顔絵は3種類ほどあるのですが(LINEスタンプ、交流戦Tシャツ、缶バッジ等)、どの絵柄でも石田はもれなくりんごほっぺです。


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これはつまり石田の特徴がりんごほっぺであるという共通認識があるということではないでしょうか。
似顔絵を描かれている方々が石田はりんごほっぺだ!と思っていらっしゃるのか球団から「石田はりんごほっぺで」という注文があるのか定かではありませんが、どちらにしても面白いことは確かです。本来であれば野球選手のかわいいポイントを際立たせる必要はないのにあえて強調しているわけですから。
それだけ石田のほっぺはかわいいということなのでしょう。

グッズは球場内のショップで販売しているほか試合によっては配布されることもあるので、石田ファン以外の方の目にも留まりやすいんです。そこにりんごほっぺが用いられているというのは石田を「かわいい」と思ってもらう掴みとして最適ではないでしょうか。

石田のほっぺにはもうひとつ忘れてはいけないポイントがあります。
それは、適度なふっくら感

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※筆者撮影

まさに絶妙ですよね。決して太ってはいないけれども丸みがあるという理想的なほっぺです。投げているときに口をぎゅっと結ぶのでほっぺがプクッと膨れて見えるのも小動物のような愛らしさがあると思います。
石田は高校時代よりも今のほうがかわいさが増していると個人的に感じているんですが、その理由もこれです。高校時代の石田も勿論かわいいんですけれども、心持ち顔のお肉が足りないんですよね。
※高校時代の石田が気になる方は以下のリンクをどうぞ。
石田 健大(広島工) | 選手名鑑 | 高校野球ドットコム

余談ですが、石田はほっぺがぽちゃっとしているのに顎のラインがとても綺麗です。チェックしてみてください。

2番 右翼手 笑ったときにできる目尻の皺

2番バッターは繋ぎだと思われがちですが、違います。いわゆる「攻撃的2番打者」です。最近では主流になりつつあるかも知れませんね。イメージとしてはソトです。
笑ったときにできる目尻の皺はちまちまバントなんかしません。なにせホームラン王ですから。
※ソト選手は昨年のセ・リーグ本塁打王

伝わりますか?このホームラン級の破壊力。
笑ったときにほっぺが上がることによって、目尻に皺が現れるのです。ほっぺのふっくら感が無ければ存在しないわけですから、ちゃんと打線が繋がっているとも言えます。
また、涙袋が大きいことも目尻の皺を形成する上で重要な要素になってきます。涙袋の有無ってかなり顔の印象を左右するんですよね。涙袋をメイクでわざわざ作る女の子もいるくらいですから。そして石田は自前の涙袋が大きい、つまりかわいいんです。
目尻の皺は涙袋の下にできる線と繋がっていますから、涙袋はなくてはならないものだと言えます。

普段の石田の目は細くつり上がっていてその鋭さをオオカミやキツネに例えられたりもしますが、ひとたび笑うと目尻の皺が現れることによってかなり柔和な印象になります。
ただ、残念ながら目尻の皺は笑っているときにしか見られません。それだけ希少価値が高いということです。
言うなればお寺の御本尊と同じです。開帳ってそう何度もあるものではないですよね?だからこそありがたみが増すというもの。
その貴重さは重要文化財?国宝?いや、世界遺産と言ってしまっても過言ではありません。
何としても後世に残していきたいですね。

3番 三塁手 睫毛

いよいよクリーンナップです。
睫毛は宮﨑のイメージです。率が残せて長打も打てるタイプ。
※宮﨑選手は2017年度セ・リーグ首位打者
私に限らず石田ファンは石田の睫毛が好きなイメージがあるので、石田ファンでない方にもきっと響くことでしょう。すなわち幅広い層に受ける=高い打率 といえるのではないでしょうか。

石田の睫毛を見るときには斜めか横からがオススメです。

石田の睫毛には造形美を感じます。長さ、量、伸びている方向、どれを取っても計算し尽くされていて、まさに完璧と言って良いでしょう。

私は上向きにくるんと伸びた睫毛よりも伏し目になったときに下を向いている睫毛が好きなんですが、石田の睫毛はまさにそれです。
そういう睫毛ってどことなく憂いを帯びていてミステリアスな感じがしませんか?かわいさとのギャップを感じさせる意味でも最強だと思います。

しかも正面から見ると目尻の睫毛が長い。これがつり目と見事な調和を見せているんです。二次元映えするとでも言うのでしょうか。私が石田のイラストを描くときは絶対に目尻の睫毛を強調しています。これだけは譲れないので。誰に対して何を譲れないのかよく分かりませんが、とにかくそういうことです。

ベイスターズで睫毛が印象的な選手といえば東の名前が挙がるかも知れませんね。ご本人もチャームポイントに挙げていました。東の場合は目もぱっちり二重なので、かなり目力を感じます。
他には三嶋も睫毛が長い印象があります。三嶋の場合は睫毛が伏せていて、アルパカのような草食動物を彷彿とさせます。
人によって好みはそれぞれですので、ぜひ好きな睫毛を探してみてください。新たな推しが見つかるかも知れません。


4番 左翼手

4番レフトと言ったら筒香ですよね。
そう、石田の手は筒香なんです。
横浜の4番であり日本の4番である筒香のように、石田の手は数ある石田のかわいいポイントの中でも代表的なものですし、球界屈指の美しさと言っても過言ではないと私は確信しています。

そこで、石田の手の美しさが際立つポーズをいくつかご紹介したいと思います。

①ピース

石田はカメラを向けられるとピースをする習性があるようで、私のカメラロールには大量の石田ピース画像がストックされています。
ピースの何が良いかと言いますと、まず石田の指がまっすぐで綺麗なことがよく分かるんです。
伸ばしている人差し指と中指を見ると、関節がゴツゴツと節ばっておらずスッとまっすぐで、指先も丸くないんですよね。折っている薬指と小指からは爪が長くて色も綺麗なことが伝わってきます。

加えてぎこちない笑顔とピースの組み合わせは至高です。笑っているのか笑っていないのか曖昧な表情と、顔の横などではなく腰に近い位置の控えめなピースから、シャイな性格なのかな?などと勝手な想像をしてしまいますよね。
そんな石田のピースの癒し効果は絶大なので名前の通り世界平和をもたらしてしまうことでしょう。


②スライダーの握り

石田の投げる球種でいちばん好きなのはストレートなんですが、手が綺麗に見える、という点においてはスライダーが最も優れているのではないでしょうか。
特に、ボールが指から離れる瞬間は息を飲む美しさです。リリースの瞬間を写真に収めるのはなかなか難しい※のでぜひ動画をご覧ください(できればスロー再生で)!!石田の指が長くてしなやかであることを理解して頂けると思います。
※石田はリリースポイントを分かりにくくするためにテイクバック(腕を引く動作)を小さくしている

③帽子のつばに触れる仕草


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※1

投げる前、投げ終わり、捕手からの返球時等々、この仕草はおそらく石田の癖のようで、試合中かなりの頻度で見られるのが魅力です。
親指と人差し指でつばに軽く触れているだけでこんなに様になるのは、やはり石田の指が綺麗だからだと考えられます。
更にロジンが付いていると手の輪郭がくっきりして綺麗さが引き立ちます。
ただ、つばにロジンが付いてしまうのは少し気になります。その辺り石田は無頓着なのでしょうか。それもまたかわいいですね。

④字を書いているとき

字を書いている石田の何が良いって、手の甲ですよ。ちょっと血管が浮き出ているのが分かりますか?そういうの好きな人はすごく好きなんじゃないかと思います。骨の出っ張り具合もゴツすぎていなくて程よいですよね。そして肌が本当に綺麗です。
紙を押さえている手もポイントです。しっかり紙を押さえているところに丁寧さを感じますし、何より指が長くて綺麗です。何回でも言います。石田の指は長くて綺麗です。

①~④以外にも“拍手をする石田”や“投げ終わりの石田”などまだまだオススメはあるのですが、それでは手だけで終わってしまうのでこの辺で切り上げますね。
結果的に私の手フェチを晒しただけのような気もしますが、石田の手の素晴らしさが伝わっていたら嬉しいです。

5番 一塁手 犬歯


5番打者に求められるのは長打力と打点を稼げることでしょうか。ロペス選手のイメージですね。
ここでは得点=石田をかわいいと思わせることですから、確実に石田をかわいいと思ってもらえるものが5番にふさわしいと言えるでしょう。当てはまるのは犬歯以外考えられません。
写真を見て頂くと分かりますが、石田の犬歯は大きいんですよね。大きいだけでなくちゃんと尖っていてかなりキバっぽい。でも八重歯ではないんです。この絶妙なバランスは奇跡と言っても過言ではありません。
石田のオオカミっぽさは鋭い目つきに起因していると思われがちですが、このキバっぽい犬歯もオオカミ感の形成に寄与しているのです。ただオオカミと言っても可愛らしいので子どものオオカミといったところでしょうか。
口を開けて笑っているときにしか見られないのが勿体無いところではありますが、見えているときは上下の犬歯を拝むことができるという大盤振る舞いですので実質プラマイゼロだと言えるでしょう。

6番 指名打者

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※1

6番打者はクリーンナップのすぐ後ろですからチャンスで打席が回ってくることも多く、溜まったランナーを返す勝負強い打撃が期待されます。代打での活躍が目覚ましい佐野選手のようなイメージです。
言い換えれば、打線の流れを止めないということですよね。流れを止めない≒滑り止めとも言えます(こじつけです)。
そういう意味で6番打者にふさわしいのがだと思うのです。

ロージンバッグだと滑るので汗を利用しています

キヨシ激怒…D2位・石田に「頭を丸めろ。初心に帰れ!」 - SANSPO.COM(サンスポ)

と石田も言っているように、汗は滑り止めの役割を果たしているからです。

それだけではありません。石田は腕(袖?)でガッとかなり大胆に汗を拭うのですが、そのときに見える腕橈骨筋が綺麗なのです。筋肉には詳しくないので造詣の深い方が見たらどういう感想をお持ちになるか定かではありませんが、個人的にはアンダーシャツとの相性も抜群だと思っています。
さらに一連の動作が全体として絵になっているのはもちろん、腕で汗をグイグイと拭っているなりふり構わない様子に石田のがむしゃらな姿勢が表れている気がしませんか?応援したくなってしまうこと必至です。

7番 遊撃手 帽子を押さえる仕草

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※2

石田といえばこの仕草と言って良いほどベイスターズファンの方にはお馴染みではないでしょうか。どんな意味があるのかは分かりませんが、見ていて癖になるかなり好きな仕草です。
ということで、守備の要であるショートを任せてみました。ここでいう相手の攻撃とは「石田は別にかわいくない」という意見ですから、それを上手く処理できるものがふさわしいですよね。例えるなら守備の名手である大和選手のような安心感が求められます。
石田の両手で帽子を押さえる仕草は見る者に「ああ、石田だ……」と思わせる不思議な安心感がありますので、まさに適任と言えるでしょう。


8番 捕手 “弟”感

石田は球界の「後輩にしたい選手」「息子にしたい選手」「孫にしたい選手」などの部門で軒並みランクインするであろうと勝手に思っているのですが、そういった中でも特に「弟にしたい選手」では殿堂入りも夢ではない、いや、既に殿堂入りを果たしているのではないでしょうか。これは最早球界を飛び越えて国民の弟ですね。

実際に石田は5人姉弟の下から2番目。それもあってか年上の選手から可愛がられているイメージがあります。

前編でも触れましたが、法政の先輩である三上と三嶋は口を揃えて石田を「真面目で良い子」と評しています。石田もまた二人を信頼しているようで、

「よく指名された時は『大学の先輩ばかりで嫌じゃないか?』と言われましたが逆ですね。本当に心強かったです。大学時代にも、加賀美さんとは入れ替わりでしたがオフに色々とお話をしてくれていましたし、同部屋だった三上さん三嶋さんにも本当に可愛がって貰いました。……入団前に中畑監督に『前髪を気にしながら投げている』と怒られた時も、どうしていいのかわからず無茶苦茶蒼ざめましたけど、あの時も三上さんと三嶋さんに相談させてもらって事なきを得ましたから(笑)」

「ベイスターズにはヤツがいる2016」vol.2石田健大 | ベイスターズ | カナロコ

と語っています。
また、「横浜ウォーカー2019 4月号(3/20発売)」に掲載されている三嶋との対談でも「押し付けるのではなく背中で引っ張ってくれる先輩がいてくれて良かった」という主旨の発言をしています。


キャプテンの筒香も石田を何かと気にかけていて、昨年不調にあえいだ時期も筒香の言葉に救われたそうです。

「ファームに落ちることが決まった時も最初に話しかけてくれた。『焦らなくていい。メンタルの面も含めて100%になってから一軍に上がってこい』と言われました。仮に体の調子がよくて(ファームで)結果を残せたとしても、気持ちのどこかに不安が残っていたら一軍では結果は残らない。だから、すべてが整った状態で戻ってこいと。そう言われてなかったら、とにかく早く一軍に戻ろうと思っていただろうし、いまここにいないかもしれない。すごく大きい言葉をかけてもらったなと思います」

https://sp.baystars.co.jp/column/forreal/180903_01.html

石田はそんな筒香の食事の誘いを平気で断ったり酔った勢いでゴリラ呼ばわりしたりするそうですが、仲が良いからこそでしょうしそれが許されるキャラクターなのだと思います。

極めつきはこれ。

石田のかわいさの全てが詰まっている最高の37秒です。

これを見たら誰しもが石田をかわいいと思わざるを得ないですし弟にしたくなること間違いなしではないでしょうか。

後述する性格のかわいさはこの“弟”感があってこそ引き出されるもの。ベストバッテリー賞が獲れてしまうと思います。


ところで「僕は、年上には自分から話しかけにいって溶け込むタイプだけど、年下には自分からあまりいけない。ガツガツくる後輩は好きですけど、そうでない後輩との接し方はうまくない」(BAYスタ第11号)という石田ですが、あまりガツガツいきそうにない熊原選手※にお兄ちゃんのような存在だと思われている(横浜ウォーカー2019 4月号)のはどういうことなんでしょうか。調査が必要ですね。
※熊原選手と濱矢選手のトレードが発表されました。楽天イーグルスでのご活躍をお祈りしております。

9番 二塁手 投げているときの口

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稚拙な絵で申し訳ありませんが、投げているときの石田の口は「きゅむっ」という効果音が付きそうな結び方をしています。鋭い目つきと強く結んだ口に石田の負けん気の強さがよく表れているのではないでしょうか。
そしてその強気さにそぐわずほっぺがプクッと膨らんでいるのがなんともいえずかわいらしいのです。
この話1回聞いたな、と思いませんでしたか?その通りです。まさにそれが“投げているときの口”を9番に置いた理由なのです。
9番バッターは1番に繋げることが求められますし、ときには実質の1番打者だと言われることもあります。つまり1番との繋がり=関連性のあるものが最適だと言えます。
結んでいる口そのものも当然かわいいのですが、それだけに留まらずほっぺのかわいさを引き立てるという重要な役割があるのです。

先発 性格

先発はもちろん性格です。野球はピッチャーが試合を作ると言われていますが、それと同じで中身のかわいさがあってこそ全てのパーツがかわいく思えるのです。
石田の性格のかわいさにはいくつかの要素があるので、それぞれを石田の持ち球に例えて紹介していきます。

①ストレート 負けず嫌い
石田はかなり負けず嫌いな性格を球種に例えるならやはりストレートでしょう。右打者のインコースに投げ込む強気なピッチングも負けん気の強さの表れと言えます。
そんな石田の有名な負けず嫌いエピソードがボウリングです。

DeNA石田は大の負けず嫌いだ。4年の同期とともに、法大入学直後の石田をボウリングに誘った。5ゲームで最高スコアは150程度で、10人中、下から2番目だった。帰ろうとしたとき「もう1ゲームやりましょう」と声を上げ、懇願してきた。
その翌日。悔しさのあまり、野球の練習を終えて就寝前に、プロボウラーの動画で研究を始めた。同部屋だった三上(現DeNA)から「また見ているのか。好きだな」と突っこまれるほどだった。シーズンオフの休養日は決まってボウリング場に行った。1日10ゲームこなすこともあった。極めるべく、マイシューズを購入し、カーブボウラーへと変身。そしてベストスコア289にまで成長した。

横浜石田の法政大在学時の逸話www
※おそらく日刊スポーツの2015年12月12日の記事ですが、紙面の写真のみが貼られていたので正確な引用元は不明です

負けず嫌いにも程があるといいますか、「もう1ゲームやりましょう」と懇願してしまうのもなんだか子どもみたいでかわいいですよね。

ボウリングには本当にハマっていたようで、大学時代のインタビュー記事では「ボーリングは常に趣味なんですけど(笑)」との発言も見られます。(「春季リーグ開幕直前特集~古豪復活!いざ頂点へ」第7回 石田選手・伊藤諒介選手)



②チェンジアップ 素直
石田は負けず嫌いではあるのですが、同時にその負けず嫌いを隠さない素直な性格でもあります。石田は右打者に対してインコースのストレートとチェンジアップの緩急で三振を奪う※のが強みなので、負けず嫌いな部分との相乗効果という意味でチェンジアップに例えるのが分かりやすいかと思われます。
※石田の2018年度のチェンジアップ空振率はセ・リーグトップ(スラッガー選手名鑑2019年より)

「濱口のチェンジアップがあったら楽なのに」「ヤスやゴウさんの歓声が羨ましい」「自分だけ不甲斐ない成績だったので(今永や濱口と)上手く話せなくなってしまった」など、ともすればドロドロとした感情になってしまいそうなあまり他人には知られたくない気持ちも正直に言葉にすることができるのは、石田の美点ではないでしょうか。
この素直さが凝縮されているのが大学時代のブログです。

法政大学 安慶名舜主将 | 東京六大学野球公式ブログリーグ TOKYOROCKS!2014

石田は「馬鹿丸出し」などと謙遜していますが、自分の気持ちを包み隠さず素直に正直に書けている名文だと思います。

③スライダー 真面目

「健大は兄弟の中でも口数こそ少ないのですが、昔からボーリングでもゲームでも、熱中するとどこまでも突き詰めるタイプでした。高校時代に冗談で『将来の夢は?』とインタビューのマネ事をすると、いつも『甲子園』と即答が返ってくるほど、目標を明確に持ち、その時に出来ることに全力で打ち込んでいました。プロ入りが決まった後、母校の小学校で『なんでもいいから1つだけ1番になれることを見つけてください』と話していたのを聞いて、そういうことを考えながら、ずっとやってきたんだな。立派だなって、弟ではありますが人間として尊敬しています」

これは石田のお姉様、次女の真里さんの言葉です。
石田の真面目で真摯な人柄がよく伝わってきますよね。
また、ベイスターズの選手からも

「大学の寮で同部屋だったが、真面目だし練習もしっかりやる。大丈夫だと思います」
(三上朋也投手 中畑監督「今のままだと…」 ドラ2石田に厳しいゲキ― スポニチ Sponichi Annex 野球)

「すごい良い子なんですよ。大学から変わらなくて、本当に。すごい気も遣える子で。」(三嶋一輝投手 ラブベイ第9回2018.12.22O.A.)

「石田ほど周りが見えている選手はいない」
「石田の立ち居振る舞い、周囲を引っ張る姿をみんな見ている。石田を勝たせたい気持ちがみんなにあったと思う」
(筒香嘉智選手 FOR REAL in progress 2017)

「石田さんは後ろ指を指されるような人間ではない。『あの人、ああ見えても、実はこういう人だよね』みたいな話は聞いたことないです」
(今永昇太投手 BAY☆スタ第11号2018年12月21日号)

といった評価を受けています。すなわち石田の客観的評価として真面目だという声が多いことになりますから、石田の変化球の中で最も配分の多いスライダーに当たるといえるでしょう。


④フォーク 意外とギャグ好き?

石田は意外と笑いを取ろうとする節があります。オチ=落ちる球ということでフォークかなと。

イカラのプロモーションでは、「背番号14番なんですけど、14にちなんでとってもジューシーでした!」と発言。
(【球場グルメ】横浜DeNAが新戦力『ベイカラ』投入へ! ミシュラン名店監修からあげ……サクジュワッ - mitok(ミトク))
今年の春季キャンプでは「ハイボールばっか飲んでましたけどローボールに行って良かったですね」と言った後にドヤ顔。

笑いを取ろうとすること自体も真面目さとのギャップがあってかわいいですし、ギャグをかました後に「言ってやった」とばかりのドヤ顔をしてしまうのも最高です。
今後もどんなギャグが飛び出すのか、そしてドヤ顔はするのか、要注目です。



石田のかわいいポイントで打線組んだ、いかがでしたか?石田、かわいいですよね?この試合、石田の勝ちですよね?ありがとうございます。勝利投手はもちろん石田、ヒーローインタビューももちろん石田です。
石田のかわいさに負けた貴方には動物と戯れる石田や眼鏡をかけた石田、プロポーズの仕方がかわいい石田を調べることをおすすめします。

石田選手は現在肘を痛めていて試合には出場していませんが、順調に回復しているようなので4月中には何とか実戦復帰できるかと……。
石田選手の復帰を待ち望んでおります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



※最後に、自分のツイートを引用しているのは加工した画像を貼ってしまうと二次使用に当たるおそれがあるためです。
元の画像は以下から保存させて頂きました。
ベイスターズ公式ツイッター(@ydb_yokohama)
公式インスタグラム(baystars_official)
デイリースポーツ
ベイスターズ情報@サンスポ(@sanspo_baystars)
マチイロマガジン(@npo_machiiro)
※1はAyuさん、※2はちょこまにあさんから許可を頂いて使用している写真です。
そもそも肖像権を侵害しているおそれもあるのでかなりリスクの高い記事ではありますが、石田のかわいさを伝えたい気持ちが勝ってしまいました。申し訳ございません。
また、引用はしていませんが参考にさせて頂いたサイトもリンクを貼っておきます。
【野球】打順の意味や決め方 役割、特徴、戦術を初心者でも分かるように簡単に説明 - 野球上達のサポート
https://www-shinumade-com.cdn.ampproject.org/v/s/www.shinumade.com/entry/2018/05/21/【野球初心者向け】1~9番打者の打順の役割とセオ?amp_js_v=a2&amp_gsa=1&=1&usqp=mq331AQCCAE%3D
【知っとこ!野球】打順の役割~1番から9番まで徹底解説!~ | BASEBALL TRIP(ベースボールトリップ)

番長のクリスマスイベントに参加してきました

イベントレポを書こうと思い立ったものの、どうにもツイッターに収まりきらず、ブログという形をとらせて頂くことにしました。ブログ自体が初めてなもので、稚拙な文章かと存じますがお付き合い頂けると幸いです。

イベントレポの前に、そもそも私がなぜこんなに番長が好きなのか、という点についてお話しさせてください(興味のない方は飛ばして下さって大丈夫です)。

11年前、私がまだ小学6年生だったときのことです。
ある日私たちは「夢」についての作文を書く、という課題を出されたのでした。
当時の私は明確な将来の夢も決まっておらず、その作文に何を書いたのか、正直なところあまり覚えていません。そのことを私は今でも後悔しています。
それっぽい言葉で誤魔化すような小賢しい真似をせず、自分の気持ちを正直に書けば良かったなと……。
なぜなら、その作文を番長が読んでくれたからです。
私たちの学年全員の作文を読んで、サイン付きで返して下さったのです。

ある日、学年全員が一室に集められました。当時私のクラスは学級崩壊していたので、どうせそのことだろうとばかり思っていたのですが……。
教室に入って来たのはなんと、番長でした。高宮選手(現 阪神)も一緒だったように記憶しています。
小学生の私たちは大パニックでした。
テレビでしか観たことのないプロ野球選手が目の前に現れたのですから、そうなるのも無理はありません。プロ野球選手って大きいんだなあ……と圧倒されてしまいました。
番長は私たちに、夢を諦めずに努力する大切さを教えてくれました。私たちの作文を読んだ感想も話して下さったと思います。
最後に、一人一人とハイタッチをしてくれました。番長の手はとても大きくて温かかったのを、今でもはっきりと覚えています。

この日から私は番長のファンになりました。


【イベントレポ①】 ツーショット撮影会

前置きが長くなってしまい申し訳ありません。
イベントレポを書かせて頂きたいと思います!

場所は横浜駅に程近い、ケントス横浜というライブハウス。
エレベーターで7階に上がりドアが開くと、既に沢山のファンの方が集まっていました!
皆さん早いなあなどと呑気に構えていたら……なんと、番長の姿が……!!
そんなことあります??エレベーターを降りてから番長の姿を捉えるまで20秒程度ですよ???
心の準備なんて出来るはずもなく頭は真っ白、ユニフォームのボタンを留める手も震えていました。
正直なところ自分の順番が回ってくるまでの記憶がほとんどありません。

そして、いよいよ番長と11年ぶりの対面……!!!

スーツ姿の番長の破壊力……とんでもないです。
こんなにかっこいい44歳が世の中にいますか???いないですよ、何なんですか……。

「よろしくお願いします」と「ありがとうございます」しか言えませんでしたが、それはもう素敵な笑顔で返して下さいました。それだけでも嬉しいのにツーショットまで……。本当にありがとうございます……。家宝にします……。

撮影を終えて会場に入るときに番長の近くをもう一度通ったんですが、さらっと「どうぞ」というようなジェスチャーをしてくださり、その気遣いに感激しました……!!

【イベントレポ②】食レポ&ダーリンハニー吉川さん

会場に入った後はビュッフェ形式の食事。
バーニャカウダや鶏の唐揚げ、海老のチリソース、豚の冷しゃぶ、デミグラスソースハンバーグなど種類も豊富でした。
私のお気に入りは軟骨入りのつくねとじゃがいもをクリームソースで和えたもの。つくねとクリームソースの組み合わせはかなり珍しいと思いますが相性抜群で、クリームソースのまろやかな味わいに軟骨のコリコリとした食感がアクセントになっていました!

……いや、そんなことはどうでも良いんですよ。番長関係ないですし。

ビュッフェの列に並んでいると、見覚えのある眼鏡をかけた細身の男性がステージ上に……!
そう、ダーリンハニー吉川さんです!!

会場のボルテージが一気に上がるのを感じました!
私もその一人でしたが、もしかしたら吉川さんが来てくれるのではないかと皆さん期待していたんだと思います。

番長が登場するまでの約40分、吉川さんが会場を温めてくださいました!吉川さんはこのイベントの前日もFOR REALの舞台挨拶と須田幸太選手のイベントのMCをされていて、最近は球団職員や広報と間違えられるとか。そんなに引き受けていらっしゃるなんて、有り難いですよね。
年末のベイスターズ特番のMCもされるそうなんですが、その流れでちゃっかり「笑神様」の番宣をしたのを後で番長にいじられてました。

【イベントレポ③】番長登場&ドラマ撮影秘話

時刻は13時。会場が暗転すると、あの曲が……!
リーゼントブルース、言わずと知れた番長の登場曲です。引退試合の記憶が蘇り、涙が出そうになりました……。
真っ赤なライトに照らされ、いよいよ番長が登場……!!
「きゃあああ!!!」という黄色い歓声が飛び交います。それもそうです、だってめっっちゃくちゃカッコいいんですから……!!なんとツーショット撮影会のスーツ姿から一変、革ジャケットをお召しに……!!!似合いすぎです……!!!
吉川さんも「キマッてますね~!」とおっしゃってました!

「今ここにいる人たちだけの幸せを願って、乾杯!!」

番長のそんな乾杯の音頭でいよいよイベントが始まったのですが、当然吉川さんに「そんなこと言って良いんですか?」とツッコまれていました。良いんだそうです。

最初は番長のトークタイム。ドラマの撮影秘話を教えてくださいました!英語の台詞に戸惑ったり、芸能人の顔の小ささに驚いたそうで、変な感想ですが、番長も人間なんだなあ、と親しみをおぼえました……!
ちなみにNHKのドラマは中華街のバーで撮影したそうで……特定できたら行ってみたいと思います!!

【イベントレポ④】質問タイム1

続いて、会場のファンからの質問タイム!
ステージ上から質問に答えるものと思いきや……なんと!!番長が!!質問者の席まで来てくださったのです……!!!来てくださるばかりかファンの方の隣に座って顔を見ながら真摯に答えていらっしゃる姿はもう……最高でした!!!
残念ながら私は緊張で頭が真っ白になり質問が思い浮かばなかったのですが、とりあえず手を挙げてみれば良かったですね……。

そんな中、もうすぐお子さんが生まれるという男性から「息子を大輔と名付けたいのですが、番長の許可を頂けますか?」という質問が。
ファンの皆さんも口々に「おめでとう~!」とおっしゃっていて、とても暖かい雰囲気に包まれました!
肝心の番長の答えは……「もちろん構いませんけど、松坂大輔の許可はいらないですか?」
とっさにそんな返しができる番長……さすがです!!

【イベントレポ⑤】番長の歌謡ショー(?)

番長が席まで来てくださった!!という興奮が冷めやらぬ中、吉川さんから「番長、ケントスで歌いたくないですか?」との提案が……!

実は、会場に使用されているケントスは番長が現役時代に通っていて、試合終わりにライブを楽しんでから帰るのが習慣だったそうなんです。全国各地にあるケントスはほとんど制覇したとか!
端の方に座って見ていたステージで歌えるなんて、夢みたいですよね。

なんと吉川さん、セトリまで組んでいました。
1曲目はドラマ『今日から俺は!』にも使用されている「男の勲章」。
番長、めっちゃくちゃ歌が上手い……!!!
そしてマイクを握る姿が様になっている……!!!
番長は「声が出なかったな~」なんて照れ隠しでおっしゃってましたが、本っっ当にカッコよかったです……!!!

次の曲は「ロンリーチャップリン」。
これがなんと、女性ファンとのデュエットだったんです……!!私と同じテーブルの女性が「歌いたい!」と挙手。次々と手が挙がりマイクの奪い合いに!!
番長はもちろん、歌った女性ファンの皆さんも本当にお上手で、とても素敵な時間でした……!!!

最後の1曲は、矢沢永吉さんの「LAST CHRISTMAS EVE」。番長のいちばん好きなクリスマスソングだそうです。
フルコーラスで歌い上げた番長、ひたすらカッコよかった……!!ご本人も満足そうでした!

【イベントレポ⑥】質問タイム2

再び質問タイム。事前に募集した質問に答えてくださいました!
「タッチのみなみちゃんと中森明菜さんに同時に告白されたらどうしますか?」という質問に番長がかなり動揺していらして、可愛らしい一面を垣間見ることができました。
なんと番長、中学時代はみなみちゃんに憧れていたそうです。番長も男の子だったんだな~と感じさせるエピソードですよね!
中森明菜さんは今でも大ファンで、ディナーショーにも行かれるんだとか。私もアイドルが好きなので、気持ちが分かるなあと思ってしまいました。

【イベントレポ⑦】プレゼント抽選会~ラスト

抽選に全部外れた私が何か書くのも変な話ですが……当たった方は本当におめでとうございます!!もう正直に言います、めちゃくちゃ羨ましい!!!
グッズを貰えるだけでなくその場で番長がサインをしてくださり写真撮影まで……!!
グローブやポスター、奈良県人会のTシャツなどかなり豪華でした……。
当たらない自信しか無かったので思ったよりダメージは少なくて済みましたが、やっぱり悲しい……。

そんな傷心の私にも番長の救いの手が……!!!
最後に、全員とハイタッチをしてくださったのです……!!!
番長の手、本当に大きかった……!!!
それだけでなく、「端の方になってしまって申し訳ないです」なんて声を掛けてくださって……。
こちらはファンですから、席なんて関係なくその空間にいられるだけで嬉しいんです。それをそんな気遣いまでしてくださるなんて……本当に優しくてかとこいい方ですよね……!!改めて大好きになってしまいました……。

こうして、幸せすぎる時間はあっという間に幕を閉じました。本当に楽しくて楽しくて、ずっと夢を見ているようでした。
番長と、ダーリンハニー吉川さん、ファンの皆さん、会場のスタッフの方々には感謝しかありません。

来年は番長が投手コーチとして帰って来ます。
再びハマスタで番長の姿を見られるなんて、本当に嬉しいことです。
来年こそ、優勝したいですね!!

長くなってしまい申し訳ありません。
最後まで読んで頂きありがとうございました!